もう愛情を求めない

しかし喉まで出掛かった疑問を、吐き出せることは無かった。



外の水道は、お湯が出るはずがない。


閉ざされたドアを見て諦めた私は、冷水を浴びて体をキレイにするのであった。



『手間がかかるじゃねぇかよ』


数日ぶりに家に入ろうとした矢先に、先程言われた義母の言葉が思い出された。



―――私の事、最初からそう思っていたんだ。



だから私、山道なんかに捨てられたんだ。



こんな目に遭うことも当然、ということか。