もう愛情を求めない

あと一時間ちょっと歩き続ければ、家に到着する。


不確かな憶測で自分を励ます。



何度も立ち止まって座り込みたいと思った。


しかしその度に自分を叱る。



だがその心の中の二人目の自分は、真夜中になるといなくなっていた。



いつの間にか熱に侵された体は横になっていた。




熱い……。


気がついた頃には、太陽に日を差されていた。



体中に帯びている熱は引いていない。