もう愛情を求めない

何時間か経って起きてみると、暗くなり始めていた。



その中を私はまた歩き続ける。



そのうち天気は崩れ、雨が降ってきた。



時折雨宿りする所はあるけれど、止まっていたらいつまで経っても家に辿り着けない。


そう思って雨宿りはしなかった。


時間が経つに連れ、雨脚は強くなっていく。


最初はただ濡れるだけだったが、風が吹くに連れ体温が奪われていく。



そのうち頭が痛くなり、喉が痛み始める。


歩くのが辛いと思いながらも、見たことのある道に入れば、止まる気を起こさせなかった。