もう愛情を求めない

しかしそれは熱すぎて食べられない。


「食えよ」


小さな器に入ったシチュー。


いやシチューとは言えない。


なぜならば切られたジャガイモしか入ってないからだ。



熱いのに、更に熱さを促進させる具材じゃがいもを食えと命令されている状況。



目の前には義弟が楽しそうにこちらを見ている。



食べて腹を満たした意欲がある。


だけどこんな満たし方じゃない。


「食えっつってんだろ!

吐き出すんじゃねーよ!」