もう愛情を求めない

「ごめんなさい…」


ただ食器洗いが時間通りに終わらなかっただけで、私は叱られている。


わざと遅く終わらせたいんじゃないのに。


義母さんの機嫌を損ねないようにと、急いでしたのに。


どうして私だけ怒られるの?



「もういい。
風呂掃除して行きなさい。

終わったら、丁度いい加減で沸かしていなさい」


「わかりました…」



少し冷え込みつつあるこの季節。


私の手は冷たいまま。