もう愛情を求めない

お手伝いも程々にしてねー」



こちらに注目していた人たちは、義母さんの嘘の言葉に騙されて視線を逸らす。



この時の自分は義母さんがかごを持ち続けるのかと思った。


しかしそれは当たるはずのない想像だった。



すぐにまたかごは元の手に戻される。



「次喚いたら許さないからね」


そう言われ、レジに向かって行くのだった。



「あんたは歩いて帰りなさい。

店で喚いて、あたしと慎ちゃんに迷惑かけた罰だ」