もう愛情を求めない

「ごめんなさい」


ついつい遅くなってしまう帰宅に、昔の私はいつものように叱られている。



「まったくもぅ。

罰として晩ごはんの後に皿洗いね」



「わかりました…」


次からは気をつけようと思っているのだが、楽しくてついつい時間を忘れてしまう。




「何でもっと早くできないの!?」


食器洗いが済み、義母さんに報告すると、そう放たれた。



「ごめんなさい」


苛々している義母さんに、なるべく気持ちを沈めてもらおうとそっと言う。