もう愛情を求めない

「わり。
ちょっとトイレ行ってくんわ」


「う、うん…」


飲み物を飲み過ぎたせいか、山中さんはトイレに立つことになった。



彼がいなくなったのを利用したいわけではないが、眠気を払拭することができず、そのまま眠りの世界へと入ってしまった。





……起きるとそこには知らない世界が広がっていた。


体を起こすと、私はふかふかのベッドで寝ていたことを理解する。