もう愛情を求めない

これから嫌な思い出ができるんだ。


恐怖の真骨頂を、久しぶりに味わわなきゃいけないのだ。


そう思った瞬間、私は顔を上げられなくなった。



そしてしばらくしたらバイクの集団がやって来た。


うるさいバイクのエンジン音が耳をつんざく。



私の両手はしっかり握られているのだが、震えが止まらない。