もう愛情を求めない

かつてはこの風景をどんな憂鬱な気持ちで見たのか。


今でも忘れられずにいる。


「あーちゃん!」


何回快くんから慌てたように名前を呼ばれるのだろうか。



私が逃げるせいもあるが。


快くんの存在を認めた時点で、私は彼を受け入れなきゃいけない。


それなのにまだ逃げたい自分がいる。