もう愛情を求めない

まじで、と怖くなる。


そしてベッドにいる彼を見る。


露出されている肌が、暴力の跡で痛々しい。



「お前、名前は」


この前脅していたのと同じくらいの怖い声で訊かれる。


「真田…綾です」


「ふん、そうか」


威張った態度は、抜けてはくれない。