もう愛情を求めない

いいよね、快くんは。


ちゃんと体や心が大人に近づいているんだから。


私なんて傷だらけの体だし、気持ちだってまだまだ子どもな所がある。



そんなことを彼は知らないんだ。


と思っていると、快くんらしき人の姿が、アパートの中から出てくる。



シャワーを浴びたのか、髪の毛が濡れている。