もう愛情を求めない

自分でも驚くくらい、早口だった。


聞いて欲しい気持ちと、私に手を上げないでと願う思いが、入り交じった結果だった。



私は走って、彼のアパートから出て帰った。



何言ってたんだ、ばかだ。


寝る準備ができた私は、ベッドの上でそう嘆く。




そして翌日。


『もしかしたらあーちゃんの方が、俺にひどいこと言ってることになるよ?』



バイト中だというのに、昨日の快くんの言葉が離れない。