「はぁ…」 すやすやと気持ちよさそうに眠る彼女の姿に、ため息をつく。 俺のベッドに横になって、寝息をたてる。 その長いまつ毛に、ピンク色の唇に、短いスカートから覗く白い足に。 目のやり場に困って逸らしてから、ちらりともう一度視線を戻す。 ここは俺の部屋で、俺たちは付き合ってて。 ちょっとコンビニに飲み物を買いに行って、戻ってきたらこの状況。 少しくらいは危機感を持ってほしい。