「…ごめん、眠いから切るね」 なんて言ってしまった。 もう、本当にバカ。 勝手にヤキモチ妬いて、不安になって。 でも嫌われたくないから、甘えることもできなくて。 …せっかく、久しぶりに電話してくれたのに。 「っ…ひっく…」 ぽろぽろとこぼれる涙は止まらなくて。 子供な自分が、本当に嫌いだ。