「…え、」 みんなとも、もうすぐお別れだから。 たくさん思い出を作ろうと、友達と遊びに来たショッピングモール。 見てしまったのは、彼と、女の子がふたりで歩く姿だった。 「ちょっと、あれ…」 友達もそれに気付いて、眉をひそめる。