本当はもっともっと丁寧にお礼が言いたかった。 先生に会って話して、本当に私は変われたんだ。 言いたいことは山のようにあるのに、恥ずかしくて、自分のこの気持ちにも戸惑っていて・・・・・・ 憎たらしいことばかり言ってしまう。 高垣修人。 先生、先生のバイクになれたらいいのに。 あんな風に大切にされたい。 先生の自慢のバイクは、先生からどんな愛をもらっているんだろう。 どこかにいるかもしれない“先生のバイク”に小さな嫉妬をしてしまっている自分に気付いてしまう。