じゃあ、私は? 魔法が解けたら何が残る? そもそも魔法にもかかっていない 「はぁ…」 今日だけで、何度目か分からないため息をついた 「何、ため息なんてついてるの」 ドレスを決め終え、ルンルン気分の音遠が話しかけてくる 「だって…このドレス……」 私の隣のドレスを見る 「うわぁ…可愛い…。これ着るの?」 「う、うん…。」 渋々答える私を見て、音遠は察したらしく 「大丈夫だよ!絶対、瑠衣に似合うもん。宙が選んだの?」 コクリ ゆっくり頷いた