────────────────




「楽しかったか?」



「うん!すっごく楽しかった!」



そんな会話をしている私たちがいる場所は雅学園の屋上




あとは後夜祭のメインイベントの花火を待つだけとなった



みんなグランドで見るのが一般的だけど、誰も居ない屋上は穴場なのだ


なんたって綺麗な花火が大迫力で見れるんだから




「瑠衣」



「ん?何??」



「困った時は俺を頼れよ?」



「??・・・うん」