「…なんであいつなんだよ…」
「え?」
声が小さくて聞き取れない
「…いや、何も無いよ…すぐ終わるから大丈夫」
そっか…それなら
「私に用事ってなんですか?」
私が蓮斗先輩に尋ねると言葉を選んでいるのか、黙ってしまう
「俺…」
いつものハキハキとした先輩とは打って変わって、別人のように小さな声
下を向いていた蓮斗先輩が急に私の方を向き、目を合わせた
「…俺、ずっと前から…瑠衣のこと好きなんだ…」
!!
蓮斗先輩からの突然の告白
状況に付いていけてない頭で必死に答えを探す
「…え…っと…」
その間に、蓮斗先輩が私の右手を取り、先輩の左頬に当てた
「っ…」



