冬夜と仲良くなるのに時間はかからなかった その時は認めてなかったけど、今思えば一目見て惹かれていたのかもしれない でも時騎と付き合っていることが邪魔して、感情が隠れた 時騎は相変わらず優しかった しかし、どんなに好きになろうとしてもなれなかった 「音遠!今日、帰り別でもいい?」 以前は毎日、一緒に帰っていたのに最近では一緒に帰る方が少ない 「…うん」 私の返事を聞くなり急いで教室から出ていく時騎 本当は知っていた 他の女の子と一緒に帰っていること