お姫様は初恋中!?




こうして時騎と付き合うことになった


女の子からの嫉妬は怖かったけど、時騎はどんなときでも優しかった


でも…


日が立つにつれてだんだんと、時騎は他の女の子と一緒にいることが増えた


そんな時に、冬夜と出会った


一目見て、言い表せない何かを感じたのをよく覚えている


私は習い事をしていて、冬夜が同じ場所で習い事を始めたのだ


「はじめまして。花咲中学校1年。月城 冬夜です。」


比べるのはおかしいかもしれないけど、時騎よりも整った顔立ち


「私も同じ、花咲中学校1年。広瀬 音遠です。よろしくね」


「学年も一緒か…よろしく、音遠」


いきなりの呼び捨てだったけど、違和感は無かった


むしろ、ちゃん付けで呼ばれた方がおかしい気がする


「うん。よろしく!…冬夜」


笑顔で返すと、冬夜も笑顔を返してくれる


「無理に名前で呼ばなくてもいいよ(笑)」


気遣ってくれることが嬉しかった


「ありがとう…」