大広間に行ってみると、既に宙と冬夜くんがソファに座っていた
「…彩翼くんは?」
私は宙の顔を覗きながら尋ねた
「…少し1人で考えたいってさ。…海の家の時からおかしいとは思ってたけど…」
みんな彩翼くんの異変に気付いていたのだ
…どうすれば、2人は仲直り出来るのかな…?
するとある考えが思い浮かぶ
「…花火の準備…しようか」
みんなの視線が私に集まったのがわかる
「瑠衣?…何で…」
「こんなときだからこそ、いつも通りだよ。どんなに考えても、2人が仲直り出来るわけじゃない。…それなら、私たちに出来ることはきっかけを作ってあげること」
2人のためにできる最善のことだと思う
「…そうね。盛大にやらなくちゃね」
「そうだな…。買い集めるか!」



