お姫様は初恋中!?




「そんなこと、分かってる…人を助ける立派な仕事だと思う。応援しなきゃ、そうすべきなんだってこと…。でも、小学校の時からずっと一緒なの!…好きだからこそ離れたくない…けど、夢の邪魔をしたいわけでもないの!…」


蓮華がうつ向いた


「どうすればいいのか…わかんないよ…」


絞り出すような声だった


聞いているこっちまで、悲しくなるような苦しそうな声


私はただただ見ていることしか出来なかった


蓮華が言っていることがなんとなく、分かったから


しばらくの間、沈黙が続いた


「…でもさ」


考えるよりも先に言葉が出ていた



「…蓮華と同じくらい彩翼くんも悩んだと思うし、苦しいと思うよ…。それでも考えぬいて答えを出した。本気だからこそ蓮華に伝えたんだと思う。…だから、蓮華も答えを出さないと…ね?」


蓮華は考えた後、ゆっくりと頷いた


少し1人にして欲しいと言うので、音遠と2人で1階の大広間に向かった