「…あのね……」
少し落ち着いてきたのか、蓮華が口を開いた
「…私の将来の夢はパティシエ…彩翼のは料理人なの…。…ずっと前から高校卒業後は同じ学校に行こうねって…約束してた…でもっ…っ」
一生懸命話している蓮華は苦しそうで悲しそう
「…彩翼は…人を助ける仕事…消防士になりたいんだって。…だからっ…同じ学校へは行かれない…って」
再び蓮華の瞳から涙が溢れる
「…でも…本当に好きなら応援してあげるべきじゃないの?…」
音遠が静かな口調で呟いた
「そんなこと…っ」
蓮華が突然、大きな声を出した
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