『宙様に告白されましたの』
その時、水谷さんに言われた言葉が思い浮かぶ
無意識に宙の手を離していた
「る、い?…」
宙は驚いたみたい
そりゃ、そうだよね…
今まで、宙の手を離したことなんて無かったもん
「あの…俺さ…、瑠衣の事――」
『貴方のこと本当に面倒臭いと言ってらっしゃいましたわよ』
!!
とっさに耳を塞いだ
「いやっ」
気づいたら叫んでいた
「瑠衣!」
宙が私の手を掴む
目が合うととっても悲しそうな目をしていた
うぅ…そんな悲しそうな目、しないでよ…
お前、面倒臭いって言うつもりだったんでしょ?
そんな言葉を聞いたら、立ち直れない
「い、や……」
後ろに後ずさり、走り出した
「あ、おい!…瑠衣!」
ちゃんと話し合うって決めたのに…
私はまだ弱いまま



