「笑顔が似合うんだから...いつでも笑って」
自分の中で何かが切れた気がした
男の子が驚いているのが分かる
「泣かないで」
そう言われてはじめて自分が泣いていることに気づいた
ゆっくりと怖がらせないように指で優しく涙をぬぐってくれた
男の子は恥ずかしそうに話し始めた
「...実はね、君があの公園に行くのをずっと前から見かけてたんだ...毎日1人で楽しそうに遊んでいたのにここ数ヶ月でずっと泣いている姿しか見てなかったから...その...心配で......」
見てくれている人がいた、気にかけてくれる人がいた
そう思うだけで嬉しくて心強かった
「...ありがとう」
久しぶりに笑った気がする



