うぬぬぬ。人に軽く振ったものの、自分でも書いてみると難しいわ( ̄▽ ̄)
 無茶ぶりに応えてくださった蒼井深可さん、ありがとうございます。

 これは『斬る』というのを蒼井さんの表現で書いていただいたらどんな風になるんだろう、という興味から、左近が蒼井さんに無茶ぶりしたところから始まった……まぁ共作というか合作というか。

 左近がテーマ的なものをお願いして、蒼井さんがちらりと人物表現を提供してくださって。
 そして蒼井さんがまずお話を作ってくださった。

 難しい、と言いつつ『斬る』をテーマに話を挙げてくださった蒼井さんに応えるべく、左近も書いてみたわけで。
 蒼井さんが苦手な歴史モノに挑戦してくださったので、左近も書いたことのないBLに挑戦したわけです。
 左近のBLは、これが精一杯です( ̄▽ ̄;)

 何となく誰かの語り口調ちっくなのも、蒼井さんのお話と合わせてみたり。

 こういう若衆の生きざまというのは、ちょっと昔に調べたことあるんですよ。
 男色の歴史について(何調べてるんだ)。

 ほんとに若衆というのは、美しさをとことん追求して、髭は剃るんじゃなく抜くらしいし、この若衆のように、死にざまもいかに美しく見せるかを演出します。
 若衆としての時間というのはかなり短く、大人になったらやっぱり男臭くなるわけで、そうなる前に死に急ぐっていうのもあったようですよ。

 美しいままでいたいっていう、究極の形……というのかね。わからんけど。

 今回は斬り合いシリーズの一つだけど、蒼井さんを意識してるので、いかに表現を美しくするかに拘ってみました(出来てないけど(-_-;))。
 いつもの斬り合いとは違った味わいかと思います。

 蒼井深可さん『月無夜』も是非(^^♪


2015/10/03 藤堂 左近