美晴が、
「あんた、糖分たっぷりのものばっかり飲んで、太るわよ」
と言うと、千尋たちが、
「凛、どっこも太ってないじゃん」
と言ってくれたのだが、美晴は、
「さっき、伊月様に、エレベーター乗ってたら、また太るぞって言われてたんですよ」
とチクる。
「……太るぞなんて言われてないもん。
更に顔が丸くなるって言われただけだもん。
丸顔は生まれつきで、骨格の問題だからーー」
「ぐだぐだ言ってないで、早く行きなさいよ。
あんまり時間ないわよ」
と美晴に話をぶった切られる。
「蒼汰くん、可愛いわよねー」
と千尋たちが言うのが聞こえた。
可愛い?
あの図体がデカくて、魂の汚れた男がですか?
さすが、お姉様方は違うなあ、と思いながら、
「行ってきまーす」
と部屋を出た。
「あんた、糖分たっぷりのものばっかり飲んで、太るわよ」
と言うと、千尋たちが、
「凛、どっこも太ってないじゃん」
と言ってくれたのだが、美晴は、
「さっき、伊月様に、エレベーター乗ってたら、また太るぞって言われてたんですよ」
とチクる。
「……太るぞなんて言われてないもん。
更に顔が丸くなるって言われただけだもん。
丸顔は生まれつきで、骨格の問題だからーー」
「ぐだぐだ言ってないで、早く行きなさいよ。
あんまり時間ないわよ」
と美晴に話をぶった切られる。
「蒼汰くん、可愛いわよねー」
と千尋たちが言うのが聞こえた。
可愛い?
あの図体がデカくて、魂の汚れた男がですか?
さすが、お姉様方は違うなあ、と思いながら、
「行ってきまーす」
と部屋を出た。



