そうしていると、蒼汰の顔の横にぼんやりと見えていたときと変わらないくらい穏やかに見えた。
「ずっとあのエレベーターにしゃがんでたんだ。
でも、蒼汰と仲良く喧嘩する君を見て、楽しそうだなあって思って。
そのうち、君を好きになった。
僕は、君に出会って、初めて、生きてないことを後悔したんだよ。
せめて、死んですぐ生まれ変わっていれば、そんなに君と年が違わなかったのに」
「今から生まれ変わったらどうですか?
きっとすぐに素敵な人が現れますよ。
男の子って、ほら、近所の子とか、幼稚園の先生とか、好きになるじゃないですか」
「ならないよ。
凛子ちゃん以外、誰も好きになんかならない。
凛子ちゃん、僕を好きになってよ」
彼は凛子の両腕をつかんでくる。
「蒼汰はすぐには出て来られないよ。
あいつ、迷ってたみたいだからね。
僕が二人で上村を遠ざけようって言ったら」
「蒼汰さんがそんなこと」
「ずっとあのエレベーターにしゃがんでたんだ。
でも、蒼汰と仲良く喧嘩する君を見て、楽しそうだなあって思って。
そのうち、君を好きになった。
僕は、君に出会って、初めて、生きてないことを後悔したんだよ。
せめて、死んですぐ生まれ変わっていれば、そんなに君と年が違わなかったのに」
「今から生まれ変わったらどうですか?
きっとすぐに素敵な人が現れますよ。
男の子って、ほら、近所の子とか、幼稚園の先生とか、好きになるじゃないですか」
「ならないよ。
凛子ちゃん以外、誰も好きになんかならない。
凛子ちゃん、僕を好きになってよ」
彼は凛子の両腕をつかんでくる。
「蒼汰はすぐには出て来られないよ。
あいつ、迷ってたみたいだからね。
僕が二人で上村を遠ざけようって言ったら」
「蒼汰さんがそんなこと」



