なんだかんだで、今、蒼汰に次いで一緒に居る人で、本当に世話になっている。
この人が居なければ、エレベーターの人の正体にあんなに早く近づくこともできなかったかもしれない。
感謝しているからこそ、言っておこうと思っていた。
「上村さん、私、以前は、上村さんのこと、尊敬してたんですよ」
「へえ、初耳」
と弥は笑っている。
「仙人みたいだなって思って」
「うん。
なんかあんまり褒められてる感じがしないけど」
「いや、いつも超然としてたじゃないですか。
上村さんに触られても、女の子、誰も嫌な顔をしないのも、なにかこう、いやらしさを感じなかったから。
上村さんは下心はないことはないって言ってたけど、他の男の人とはやっぱり違うと思ってました」
「……超然としてたわけじゃないよ。
厭世的になってただけ。
あんまりがっついてなかったから、そう見えただけなんじゃない?」
そう弥は真面目に言ってくる。
この人が居なければ、エレベーターの人の正体にあんなに早く近づくこともできなかったかもしれない。
感謝しているからこそ、言っておこうと思っていた。
「上村さん、私、以前は、上村さんのこと、尊敬してたんですよ」
「へえ、初耳」
と弥は笑っている。
「仙人みたいだなって思って」
「うん。
なんかあんまり褒められてる感じがしないけど」
「いや、いつも超然としてたじゃないですか。
上村さんに触られても、女の子、誰も嫌な顔をしないのも、なにかこう、いやらしさを感じなかったから。
上村さんは下心はないことはないって言ってたけど、他の男の人とはやっぱり違うと思ってました」
「……超然としてたわけじゃないよ。
厭世的になってただけ。
あんまりがっついてなかったから、そう見えただけなんじゃない?」
そう弥は真面目に言ってくる。



