「だって、夜とか寒いのに、わざわざ窓開けて爆音で曲流してる車見ると、自分の好きな曲をお薦めしてんのかなと思いませんか?」
「そういえば、今の曲、懐かしいな」
と呟くと、凛子が、え? とこちらを見る。
「昔、園田を車に乗せたとき、かけてた曲だ」
と厭そうに言うと、
「ああ、えっと。
最初は付き合ってたんでしたっけ、ちょっと」
と言ってくる。
園田が余計なことを言ったらしいな、と思った。
「いや、その随分後、気まずくなった後の話。
みんなと遠出したとき、一度だけ、園田が僕の車に乗ったんだよね。
そしたら、一緒に乗ってた子が、千尋さん、今度、結婚するんですよねって言って。
そのとき、かかってた曲だよ」
そう言うと、凛子は困ったような顔で笑っていた。
なんて話をしやがる、と思っているのだろう。
「思わず、全部消したね、そのときかけてた曲」
「そ、そうですか」
「そういえば、今の曲、懐かしいな」
と呟くと、凛子が、え? とこちらを見る。
「昔、園田を車に乗せたとき、かけてた曲だ」
と厭そうに言うと、
「ああ、えっと。
最初は付き合ってたんでしたっけ、ちょっと」
と言ってくる。
園田が余計なことを言ったらしいな、と思った。
「いや、その随分後、気まずくなった後の話。
みんなと遠出したとき、一度だけ、園田が僕の車に乗ったんだよね。
そしたら、一緒に乗ってた子が、千尋さん、今度、結婚するんですよねって言って。
そのとき、かかってた曲だよ」
そう言うと、凛子は困ったような顔で笑っていた。
なんて話をしやがる、と思っているのだろう。
「思わず、全部消したね、そのときかけてた曲」
「そ、そうですか」



