『みんな…リナを家族だと思って待ってるの。だから、リナが心配することは何もないわ』

お母さんのその気持ちだけで私は、十分だった。

『ありがとう。だけど…私はね、今の家庭を崩したくないの。お母さんが、笑ってられるならそれだけでいいの』

これが、私の本心。