『一番線に、列車が参ります……お乗りのさいの駆け込み乗車は……』

ホームにアナウンスが入った。

「瞳! ほら、急げ!」
「え? あ、うんっ」

バタバタと瞳と俺は、一番線の列車扉前走った。
久々に駅に来るが、ここの駅は4番線まであった。結構デカい。

ホーム内に電車が入って来た。