私が引っ張ったせいで男の子は私のほうに倒れこみ私も一緒に倒れてしまった。
「….いたっ…..」
頭を床に打ちつける。
衝撃に耐えるために目をギュって閉じていたから、いまどうゆう状況なのかわからない。
….うう、頭が痛い。
でもあんまり強く打ちつけていないようだ。
痛む頭を押さえながらゆっくりと目を開く。
全て目を開くと目の前には男の子の顔があった。
男の子は私の顔の横に手をついて倒れたのか、たぶん横から見れば私がこの人に押し倒されてるように見えると思う。
―――一瞬、時が止まった気がした。
どうすることもできなくて見つめ合う。
私も目の前の男の子も驚いて目を見開いている。
….うわぁ、イケメンだな。
男の子は龍樹と同じくらい顔が整っていた。
龍樹も茶髪だけど、この男の子は薄い茶髪でなんだかチャラそう。
龍樹のほうが私にとってはカッコいいけどね。
って、そんなこと考えてる場合じゃない!!



