「お前が飛び込む必要はなかっただろ。ったく、俺がどんだけ心配したか….。教室に行ってもお前いねぇし。….もう、心配させんなよ…..バカ。」
ギュッと抱き締めてくる龍樹。
その姿はなんだか弱々しくて、申し訳なくなった。
「ごめん…..なさい…..。」
思わず敬語で謝ってしまい、シュン、となる私。
「別に、もういい。だけど…。お前、俺との約束忘れてねぇよな?」
「へ?」
約束って何のこと?
なにかしたっけ?
う~んと頭を回転させて考える。
「俺に心配させるたびに、バツとしてキスってやつ」
「….っ!」
『俺に心配させるたびに
バツとしてキスだから』
一週間前に言われた言葉が頭に浮かぶ。
そ、そう言えばそんなこと言われたんだった!!
…ど、どうしよう!?



