「よお、起きたか。」
龍樹は私の顔を覗きこむ。
ち、ちかい…..。
顔に熱がたまっていく。
胸もドキドキする…..。
ドキドキする胸を隠すように話題転換をする。
「あの、そういえば今って何時?」
「ああ、もう五時だ。随分、寝てたな。」
え!?
うそ、もうそんな時間!?
もしかして、龍樹、私の目が覚めるまで待っててくれたのかな…..?
あ、でも、私、嫌われちゃったから、それはないかな……?
「あ、あの……私のこと、嫌いになった…..?」
気がつけば聞いてしまっていた。
もしも、『嫌いになった』って言われたら、傷つくだけなのに….。



