龍樹に私を嫌ってほしくない。 そばにいてほしいと思う私がいる。 おかしいな……..。 謙太くんの時は嫌われているのが当たり前で、好きになってほしいとも、嫌いにならないでほしいとも思わなかったのに…..。 ねぇ、龍樹…。 あんなこと言ったくせに龍樹に嫌わないでほしいと思ってる私はやっぱり最低なのかな…..。 もう歩けなくなった私は、その場に崩れ落ちる。 意識の消える前に聞いた声は、 「優乃!!」 私を呼ぶ、大好きな声だった。