たったそれだけなのに、泣きそうになる。
りゅ、龍樹、もしかして私のこと嫌いになった….?
私があまりにもしつこいから….。
「りゅ、龍樹…..」
「あ~、もう。かわいすぎだから….」
「へ!?」
い…いま、かわいいって言われた!?
そ、空耳だよね….。
なんて考えてあたふたしてると
「優乃」
「っ!!」
不意打ちで抱き寄せられて、耳元で甘く囁かれた。
その声にだんだん身体と顔が赤くなっていく。
ふ、不意打ちはずるい……。
龍樹は抱きしめていた私をそっと離すと私の手を取って歩きはじめた。
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