その女の子は一瞬戸惑ったが、やがてこどもたちの期待に応えるように、
「そうだよ! 私、正義の味方、スーパーヒーローだから!!」
ポーズを決めて満面の笑顔でそう言った。
――ドキン
なぜか胸が高鳴る。
おいおい、どうしちまったんだよ、俺。
そんなことを思ってる間も女の子は
「大丈夫?けがしてない?」
ジャングルジムから落ちそうになった男の子の目の前にしゃがみ込み、優しく聞く。
――ドキン
そのしぐさにでさえ胸がドキドキして….。
やっべぇ….。マジで何なんだよ….。
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