「どうしたんだよ?」
なかなか着いてこない私に不思議に思ったのか龍樹が振り返る。
「ううん、何でもないよ」
私は痛む心をごまかすように笑って龍樹に駈け寄った。
「着いたぞ」
龍樹に着いて行って着いた先は使われていない屋上。
綺麗で澄んだ青空が広がっていて、わずかにする風が心地いい。
でもなんで龍樹がカギの番号を知ってるんだろ?
ここはさっきも言った通り、使われていないし、番号なんて知らないはずなのに。
「どうして番号を知ってるの?」
「それは秘密」
え~、教えてくれたっていいじゃんか。
疑問に思って聞いて見たのに、教えてもらえなかった。



