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次の日になる。
私はいつもよりわくわくしながら、学校に行く準備をした。
それもそのはず、だって昨日理紗と和解して仲良くなれたんだもん。
今日は学校に行って、たくさん話したりするんだ~。
なんて思いながら、龍樹が待ってるであろう玄関の扉を開く。
「龍樹、おはよう!」
「ああ、はよ」
私が笑顔で挨拶をすると、龍樹も笑って返してくれる。
この些細なやり取りが好き。
そうして手を繋いで行こうとしたけど….。
「お前、今日はわかってんだろな?」
「へ?」
わ、わかってるってなにを….?
私の目の前に立ってる龍樹はなんだか怪しげな笑みでニヤニヤ笑ってる。