悪役お姫様~人気者王子は甘々彼氏~




俺は優乃を抱き上げる。


「なにがちげぇんだよ。…..もう、優乃に近ずくな」


低い声で藤野を睨みつけながら言い、空き教室を後にした。





+++++


side優乃


「大丈夫か?」


目を覚ますと一番目に目に入ったのは、心配そうな顔をした龍樹。


龍樹…..?


ここはどこだろ….?


あたりを見渡すと、保健室だった。



「….っ!」


目を覚ました私は起き上がろうとしたけど、たちまち体に激痛が走った。