悪役お姫様~人気者王子は甘々彼氏~



「明日の放課後もまた来てね。二人が別れるまで続けるから」


私がなにも言わないのをいいことに、さんざん蹴った後に、飽きたのかしばらくしてやめた。


そして藤野理紗ちゃんは、その言葉を残して出て行ってしまった。


しばらく痛みで動けなかった私。


あんなに蹴られたんだから当たり前かな……。


蹴られたところを見ると赤く脹れている。


だけどそれを見た私はちょっと安心してしまった。


だって蹴られたところが見えないところだったから…。


よかった…。蹴られたところが服で隠せて見えないところで…..。


もしも見えるところだったら、龍樹に心配をかけてたところだった…..。


私は痛む体を無理やり動かして、がんばって家まで帰った。