悪役お姫様~人気者王子は甘々彼氏~




「ど、どうして藤野理紗ちゃんが….?」


…...てっきり三年生の人だと思った。


「どうしてって、あんたを呼び出したからでしょうが」

「あ、ははは、そうだね」


睨んでるような視線を向けてくる藤野理紗に苦笑いを返す。


「んじゃ、前置きとかウザいから単刀直入にゆうわね。


龍樹くんと別れてくれない?」

「….え….」

「あんた目ざわりなのよね。チョーシに乗って」



…なんで。



…なんでそんなこと言われないといけないの?


藤野理紗ちゃんが龍樹のことが好きなのは薄々気づいてたけど、だからってなんでそんなこと言われないといけないの?


「私、龍樹のことが好きだから別れたくない!」


私は少し強気に言って見せた。


だって別れたくなかったんだもん…。



すると、その言葉で腹を立てたのか、目の前にいる藤野理紗ちゃんが足を上げた。