悪役お姫様~人気者王子は甘々彼氏~





とりあえず保健室に運ばないと。


「龍樹、私ね….」

「黙れよ、あとで聞くから今はしゃべんな」

「….」


つらそうにしながらも、口を開こうとする優乃を止める。



……そんなにつらそうにしてんのに、しゃべんじゃねぇよ。


すると無言になったこいつは大人しくなり、俺の胸に顔をうずめた。


クソッ、かわいすぎる。


今はこんなこと考えてる場合じゃないのに。



―――ガラッ


保健室に行きドアを開ける。


「ちょ、どうしたんですかっ!?こんな時間まで残って…..」

「今は説明してる暇ないんで、とりあえずコイツベットに運んでいいっすか?」


保健室には運がいいのか悪いのか先生がいた。


優乃をとりあえず急いでベットに連れて行く。


「こんなに熱だして、どうしたの?」

「…..」


先生がなにか言ってるけど、俺はそれどころじゃない。