ううん、龍樹だってもしかしたら、他の子と付き合っちゃうかも知れない。
今日、一緒にいた人の中から付き合うかもしれない…。
そんなことになったら、私は冷静でいられるのかな…..?
………絶対、耐えられない……..。
龍樹が他の人を抱きしめて、キスしてる所なんて
想像すらしたくない…。
….このままなんて絶対に嫌だ。
もう、逃げるのはやめよう…。
拒絶されてもいいから、今の私の気持ちを龍樹に伝えたい…。
そう決めた私はカバンからメモ帳を取り出し、その紙を一枚破った。
―――――――――――――――――
龍樹へ
放課後に屋上にきてく
ださい。
くるまで待ってます。
優乃より
―――――――――――――――――
伝えたいことだけを簡潔に書いたメモ。
もしかしたら龍樹はきてくれないかもしれない。
だけど私は龍樹がくるまで待ってるから…。
私は屋上から抜け出すと、龍樹の下駄箱までそれをいれに行った。
龍樹がきてくれますように…….。



