悪役お姫様~人気者王子は甘々彼氏~




でも今の島根くんは中学の面影なんかなくて、見た目も中身も変わっているようなそうとう、変わってると思う。


「俺さ、あの時、お前に助けられたんだよ」

「私に、助けられた?」


よく意味が分かんない。


私、島根くんのこと助けた覚えなんかないよ?


「あのときクラスのやつのこと殴っただろ?あれっていじめの対象を自分に向けさせて俺がいじめられないようにしたんだろ」

「…う、うん」



わかってたんだ…。


私がいじめの首謀者の男の子のことを殴っていじめの対象を自分に向けさせたこと。



誰も気づいてないと思ってたのに……。


「やっぱりな。俺、あれ以来いじめられることがなくなったから、もしかしてって思ったんだよ」

「そうだったんだ…」

「あのときはごめん。俺、お前がいじめられてんのになにもしないで……」


そう言うと島根くんは私に向かって頭を下げた。