こんなに幸せだって思えたのは生まれて初めて。



それもこれも全部龍樹のおかげ。



「だから、あんまり可愛いこと言うなよ。歯止めが効かなくなるから」



「…んんっ」



また繰り返されるキス。



私はそっと目を閉じてそれを受け入れていた。