キーンコーンカーンコーン


百「杏花ちゃん、一緒にお弁当食べよぉ!!」


杏「うん、もちろん!机、くっつけようか」


百「あれ?悠斗君は一緒に食べないの?」


杏「うん、委員長だけ会議があるらしくて、先生に呼ばれてるの。だから今日は無理なんだー」



百「チッ」



杏「え?なんか言った?」



百「うぅん、なんでもないよ!!」



百「そういえば、杏花ちゃんはテスト何点だったの?副委員長だなんてすごいよね!」



杏「そんなことないよ!!点数は...はりだされるから、その時に...」


百「えー、気になるよ、教えて!!百合香は3位かな?去年の最高点より高くて、220点だったんだ!!」


杏「凄いね!!」


百「杏花ちゃんは225点とか?でも、あの悠斗君とペアで委員会なんて、いいなぁー♡」


杏「そんなことないよ!!あいつ、うざいししつこいし。人のこと馬鹿にしてくるし!この前なんて...」


百「前から思ってたんだけど、杏花ちゃんって悠斗君の何なの?」



杏「え!?ただの幼なじみだよ」


百合香ちゃん何か怒ってる?
あ、私みたいなドブスが悠斗に近づくなとか?

でも、百合香ちゃんはそんな子じゃないよね!


百「ふーん、幼なじみなんだ。」


杏「え、あ、うん。」



やっぱり何か怒ってる?